新入荷 再入荷

吉野花見の日記

flash sale icon タイムセール
終了まで
00
00
00
999円以上お買上げで送料無料(
999円以上お買上げで代引き手数料無料
通販と店舗では販売価格や税表示が異なる場合がございます。また店頭ではすでに品切れの場合もございます。予めご了承ください。
新品 1400円 (税込)
数量

商品詳細情報

管理番号 新品 :84690157531
中古 :84690157531-1
メーカー 16108467f8 発売日 2025-04-02 04:58 定価 3500円
カテゴリ

吉野花見の日記

吉野花見の日記_画像1 吉野花見の日記_画像2 吉野花見の日記_画像3 吉野花見の日記_画像4 吉野花見の日記_画像5 吉野花見の日記_画像6 吉野花見の日記_画像7 吉野花見の日記_画像8 吉野花見の日記_画像9 吉野花見の日記_画像10
24.3×16.5㎝
墨付11丁半

【体裁】簡易製本(紙縒り綴じ)
 朱筆が何カ所かある。誰かに添削を依頼したものかもしれない。
    補足説明のため
    見せ消ち→訂正
    
【題箋】『よしの花見の日記』
冒頭
 昔し帝かあまた御幸ありし(補足「大和國」)吉野の花の空年毎に心にかゝりをりしに■■三十とせ余りふたとせといへる四月十日あまりみと日わか本の家なるあるし眞文美の吉野にともなひゆかんと言はの花も香も(二文字見せ消ち)よしのも(見せ消ち→補足「山と」)いそき眞文ぬしの家にゆき門出の酒を給りともし旅立ぬ
 吉野山花見にゆかん門出とていはふことはもはやにほひける

   と書き出したこの日記。昔帝が幾度も御幸した吉野の花見のことが年毎に思い出され、三十二年ほど過ぎた四月十一日に、私の本の家の主である「眞文」が吉野に行こうと私を伴って、いざ旅立ちと酒を酌み交わして、出発した、と言うところであろうか。


地名など拾い読みしてみると、

木津川 1丁裏
 木津川やつなける舟をたのみてもうかれまなしきなかめなりけり

大佛 1丁裏
 つみ深き身は小車のにのりの道佛もよそに見てそすきぬる
                         
本坂といふいとけはし坂あり 2丁裏
 あくかるゝこゝも花にくるま坂越てちかくもみよしのゝ山 眞文

こは吉野川の下流にてわたれはやかて吉野山の村麓なるよし 云々~後略  2丁裏
 降る雨に身はぬれぬともよし野山花見■かへるこゝやはある 2丁表

蔵王権現の祭にあひけり(二文字見せ消ち→ぬるに) 云々~後略 4丁裏
 三十とせのむかしの手振りみよしのゝ祭りも花のさかりなりけり

竹林院にやとりをもとめおきてうかれ出ぬ 4丁裏
 杖となる竹の林に宿かりて花をあくまてなかめんとすらん 5丁表

入相のころにもなれはや竹林院にかへりぬれは(二文字見せ消ち→るに)湯あみせよとのことにて 云々~後略 6丁表
 寝ても猶かくも衣の■■へるはまことに花のやとりなりけり

前部略~ 金峯神社有り吉野の地主神日比古の神といふ 7丁裏
 何心この神にますかはしらねとも花のよしのゝぬしと社(注→こそと読む)きけ

苔清水とくとくと落る岩間の苔清水くみほす程もなき位居かる哉初許のよまれよし 8丁表
 西行も汲のこしけり苔清水

かくて宿を立出老いの身の山道をいとひ眞文ぬしにしはしをくれて櫻枝もて遅れる杖のもとめしを何になしすそと眞文ぬしのとはるゝに 9丁表
 老の身の杖につくつくおもふ哉歸りてのちの花のかたみと

      ~
          後略
           ~

【因みに】
表紙右下に「高洲?」の文字。
日記ちゅうにしばしば「眞文」の名が見える。
 両者とも、ネットで検索してみたが、該当するものは無かった。
【補足】翻刻には多々間違いがあろうと思う。ご容赦を!
【刊期等】不明

※全体的に、経年によるくすみ、汚れ、囓りあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。
※なお、落札頂いた商品は、郵送を基本としておりますので、土・日、休日・祝日の発送は致しておりません。あらかじめご承知おき下さい。

 

レディースの製品

商品情報の訂正

このページに記載された商品情報に記載漏れや誤りなどお気づきの点がある場合は、下記訂正依頼フォームよりお願い致します。

訂正依頼フォーム

商品レビュー

レビューの投稿にはサインインが必要です