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「風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」 平成25年 7月 文庫2版
「朱に交われば赤くなる殺人事件」 平成27年 4月 文庫5版
「三つ子の魂百まで殺人事件」 平成26年 8月 文庫初版
「桃栗三年柿八年殺人事件不義」 平成28年12月 文庫初版
定価 600円+税 361頁
<2> 黒井マヤが戻ってきた。拳銃を持った犯人に対して、代官山を盾にして、罵詈雑言。いたたまれなくなった犯人は代官山に発砲、そして自殺を図る。いやいや派手な再登場だ。代官山は、入院して年を越すが、退院して待っていたのは。警視庁に出向する辞令。父親が警察庁次官ならではごり押し、姫様のお守り役を仰せつかったのだ。今回姫様と組んだのは、代官山のほかに、東大卒のキャリアの浜田。博覧強記だが、警察官としては見習い。けれど階級は浜田が警部補、マヤが巡査部長、代官山が巡査というわけなのだが、ここ警視庁でも親の威光でマヤは傍若無人。代官山はいじめられないが、危ない誘いは日常。上司であるはずの浜田は、マヤにこき使われて快感を覚えるようなドM。事件は、クイズ王の選手権で、敗退した瓜生の死から始まる。喉を掻き切られての死。その後対戦相手の、阿南の周りで次々殺人事件が起こる。クイズで負けたら死。そんな脅迫状ももたらされていたが、公表すれば、番組も中止になり賞金の1千万円も夢となる。次々の起こる殺人。マヤは早くから真犯人の予想も立てていたのだろうが、語ることはない。新しいキャラクターも登場して、シリーズもヒートアップ。
<3> 黒井マヤの中学生時代の話と、代官山刑事が直面する話とが交互に語られる。スイーツ食べ過ぎ殺人事の捜査にあたった代官山たちだが、その異常な殺人現場に瞠目するが、マヤの評価は高い。その映像美に魅せられているようだ。ともかく、代官山は、マヤの推理を追ってゆくしかない。現在の時点では、過去数年に起きた事件を追いかけてゆくのだが。マヤの中学生時代に起きた誘拐と猟奇殺人事件の冒険が面白い。映画撮影に誘われて雪の山荘に行った、マヤと親友。そこでの事件と冒険。これがハイライト。それが今の事件につながってゆく。今の事件はよりも過去のマヤの冒険物語が面白い。そして、今に事件につながり、最終的な事件解決は衝撃。でのお笑いも最後に付け足すところは、作者らしい。
<4> 今回は、冒頭のアシュラ男爵殺人事件(双子殺人事件なのだが、双子の兄妹が、切断されて縫い合わされているという事件。マジンガーZの敵役として知っているのは、そこそこの年齢か、マニアか。私はそこそこの年齢のほう。)ともかく、猟奇殺人事件なのだが、この度は、マヤはスムーズに解決に導く。殺人を楽しむマヤらしくない。ともかく30年以上前の片田舎で起こった、連続殺人事件と交互に語られる。その事件には、マヤの父親も関わっていたらしい。マヤの目的は事件を早く解決して、過去の事件現場に行くことらしい。慰安旅行で、捜査一課の面々が旅館に入るとすぐに、事件の知らせが。マヤの顔がほくそ笑む。30年以上前に起こった事件の続編が再び起こるというのだろうか。前に起こった事件は、警察官の被疑者が死亡して終わったが、さらに過去には、同じような猟奇殺人事件が起こっていた。そしてその犯人も警察官で、死亡して事件は終わっていたが。その前にも。大正時代から続いた事件の真相は。マヤたちが、現代の事件を追って、その犯人を追い詰めるが、この連鎖とは何なのだろうか。その真相が明らかにされるが、これもまだ続くのだろうか。
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個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
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